Tuesday, December 15, 2015

姓とは何なのか? (解決法)

「家族」という団体 (法人とかいえばいいのか?)を識別する呼称と考えれば、 その構成員が異なる呼称を持つのはナンセンスと思えてしまうのだが。 新しい「団体」への帰属より、以前のそれへの帰属を重視するのであれば 「家族」より一段ゆるい「準家族」とでも呼ぶものになって、拘束が弱く権利も制限される ようなものが適当に思えてしまう。

夫の姓を選ぶケースが圧倒的に多いことや、第三の姓が選べないことの方が問題と思えてしまうのだが.

例えば住宅街の自治会の集まりに「山田家」を代表して「山田太郎」が出席したら 「山田さん」なり「山田クン」で呼ばれるのはわかるが、個人を指す場合でも (個人に与えられた呼称である) 「名」じゃなくて「姓」で呼ばれることが当たり前、という習慣自体が異様にも思える。

ふざけているようだけれども、一つ実用的な解がある。 裁判所に申し立て をすれば名前は変えられる。

例えば「山田太郎」と「川田花子」が結婚するとする。
新しい家庭の戸籍は「川田姓」を名乗るとする。
しかし「山田太郎」は「山田」にこだわるとする。
そこで太郎は裁判所に申し立てして「山田太郎」を「名」にしてしまう。
つまり、新しい家庭における姓名は「川田山田太郎」になる。
「山田」が新しい家庭を作っても残るし、(以前の)「姓」が「個人の人格の一部」になっているのであれば 「名」と一体化してしまった「山田太郎」を個人の名前にするのはある意味大変自然と思える。 だれかやってみないかな。

No comments:

Post a Comment