Tuesday, July 11, 2017

前時代的なクロネコヤマトのシステム #クロネコヤマト

クロネコヤマトで荷物を送ろうとする。 通常の宅急便以外にもホテルやらゴルフ場やらにも送れる。 宛先は手書きだと面倒くさいし、読み間違えもある。 webで送り状をつくれるが、カラープリンターがないとダメ。

取りに来てもらうより、こちらが準備ができたときに営業所に持っていく方がいい。 家で送り状を作っておいて、営業所で発行、というのは (全く不可能ではないのかもしれないが)ほぼできない。 しょうがないので営業所でタブレットをつかって入力。

上記の宅急便の種類やらいろいろな項目を入力する。 で、営業所のプリンターから出力する。それを店員に渡す。 業務になれていないらしく、やたら手間取っている。 みると、送り状から各種の項目を読んで、読み取り器に入力している。 つまり送り状はハードコピーを作るだけのものでしかないのか? 送り状に12ケタのユニークな番号がついているが、これからひっぱれないのか?

ほかにも例えば、空港便だと搭乗便と出発時間を書かせるが、 例えば搭乗便から航空会社のデータをスキャンしてそれをつかえないのか? (便名と出発時間が違ってたらどうすんだ?)

個別郵便番号ってのがある。地域じゃなくて、事業所などに割り振られている番号。 郵政省でも公開している。 ところがヤマトはこれを使えない。 入力すると「間違い」になってしまう。

アマゾン等の配送が多すぎてやってられない、という。 そうかもしれない。でももうちょっと運送屋がまともなシステムを作れば、受け取る方にしても 再配送させずにすむケースもあるんじゃないか? 例えば各ドライバーがその日割り当てられた配達物と配送車からのGPS情報があれば 「もうすぐ配達に行きます」という連絡を (ニア)リアルタイムで送れる。 どうも営業所も配達ドライバーも現状からすると「昔ながらの運送屋」的に業務をしてるように思えてならない。

ヤマトの寡占状態になってペリカン便やら佐川急便やらは(一般の宅配からは)いなくなった。 アマゾンの独自配達システムは期待できそうなものの、プライムの対象内だけ、とか 「選択と集中」をしそうで、排除されたエリアの顧客はより不便でより高いコストになりそうな気もする。